世帯数が200にも満たない小さな村の中で20年以上も前に始まったお茶祭り。

当時はまだ父の会社を継いで地元のスーパーにお茶を卸していました。直接のお客様は地元のスーパーさんです。当時から私は直接個人のお客様と接することのできる専門店に興味がありました。でも店舗も無いしノウハウもありません。それでも美味しいお茶を直接届けたいという気持ちを抑えることができませんでした。

会社の駐車場に長机と椅子を並べて新茶販売をしたのです。3日間で売り上げは5万円。20～30人位のお客様でしたが、「美味しい～美味しい～」と笑顔で試飲していただいた喜びを忘れられず専門店に舵を切ったのです。その間色々と試行錯誤の連続です。

人気のあったお茶の詰め放題をコロナ禍で止めたり、あまりにも準備に手間がかかりすぎてどうしようかと悩んだ時もありました。本当に「よく続いてきたなぁ～」と思います。

今年のお茶祭りも新作のお茶や人気のお茶をたくさんご用意しています。いつもありがとうございます。

店主　山口