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はじめまして、店主の山口です。

2021.4.14

カテゴリ:

椿宗善の日々

今回は一回目の投稿という事で私のお茶屋としての歩みを少しお話させてください。

 

私が生まれた当時の福井県坂井市三国町はお茶の栽培がとても盛んな土地でした。祖父、善五郎も茶農家の一人でした。善五郎の5人兄弟の末っ子として生まれたのが、父、築治です。築治は自分は末っ子だから家をでないといけない。でも何かお茶に携わる仕事で生計を立てたいと思い、お茶の問屋業を始めたのです。

 

私が生まれたのは父が問屋業を始めた頃で、自宅兼工場の家で育ちました。製茶工場の機械の「ゴォ~」という音を子守歌に、晴れの日は茶畑、雨の日は茶工場が遊び場でした。物心ついた時には「自分は大きくなったらお茶屋になる!」と決めていました。

 

大学を卒業すると同時に、父の経営する株式会社山口園製茶に入社し、地元の量販店を中心に製造卸売り業を営んでいました。しかし、卸業ではお客様の声を直接聞く事が難しく、いつかは直営店を出店して、直接お客様と接したいという思いが大きくなっていきました。31歳で社長になり、小売りの勉強を重ねて社名を株式会社 三国屋(三国屋善五郎)に変更して全国に出店していきました。しかし、父との考え方の相違により三国屋を退職し、椿宗善を立ち上げたのです。現在は、福井・石川・東京・熊本で8店舗を展開しています。

 

2013年2月15日、福井店オープンの日。

 

一から出直す事になった私は新人のように全ての業務に取り組みました。生産・出荷・袋詰め・シール貼り・電話番・配達・品だし等々。とにかく必死でした。今でもそれは変わりませんが、スタッフが一人増え、二人増えお店も、お客様も少しずつ増えてきました。

 

本当に色々な事がありましたが、お茶屋に生まれてお茶屋になれたことに喜びを感じて毎日お茶に関わっています。

 

「たかがお茶ですが、されどお茶。」お茶で皆さまに「潤いのある時間」をお届けできるよう励んで参ります。今後お茶にまつわる話や、楽しい話をお届け出来たらと思います。もうすぐ今年の新茶が入荷します。楽しみにお待ちくださいね。

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